子供を産むか産まないかというお話

こんにちは。みこです☀

突然ですが、プレ花嫁の皆様は将来子供が欲しいと思いますか?

 

なぜこんな話を持ち出したかと言いますと、わたしは助産師として働いています。

まだまだ経験は多くありませんが、今までに100人以上の赤ちゃんを取り上げさせていただきました。

入院中の妊婦さんや、産後のお母さん達も含め、多くのご家族が新たな家族を迎えるお手伝いをさせていただくのがお仕事です。

 

「新しい命が産まれる現場ってなんか素敵✨」と憧れだけで助産師を目指し、そのモチベーションで大学受験や看護実習、そして助産実習・国試を乗り越えてきました。

実際に働き始めてみると、感動的な出産に立ち合わせていただく機会も多くありますが、時には悲しいことやうまくいかないこともたくさんあるんだなぁと自分の非力さを感じる日々です。

 

昔は結婚して子供を産み育てていくのが当たり前だったかもしれませんが、今の時代子供を持たない選択肢ももちろんあるかと思います。

産むか産まないかという単純な話ではないのが妊娠出産の難しいところですよね。

欲しいけれど様々な理由で悩んでいる方、子供は作らないと決めている方、ご夫婦・パートナーそれぞれの考えや事情がありますから、結婚したからといって気軽に「子供は?」なんて話題にもしにくいかもしれません。

 

妊娠したことを報告すると「産むのか産まないのか」ということをまず聞かれる職場もあると聞きます。

えー!?まずはおめでとうでしょ!?と職業柄思ってしまいますが、そうではないところもあるわけで、職場のマタハラで悩んでます。。と話される妊婦さんもいます。

 

子供がほしくて無事産まれてハッピーだったけれど、その後の育児の負担に心も身体も疲れ果ててしまう方もいます。

 

家庭を持ち子供を産み育てる。

この年になって、簡単なことではないんだなとようやくわかり始めてきました。

簡単なことではないからこそ、産み育てると決めた皆さんの力になれたらいいなぁ。

 

そして、私自身も女性として子供がほしいし、その経験も活かして仕事を続けていけたらいいなぁと思っています。

人の出産ばかり考えてきたけど、少しずつ自分のことも考えていきたいと思う今日この頃でした。

 

f:id:pumico:20190503223744j:image